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7月 28, 2006

駄文

変わりたい、と、僕は言った。
変わろう、と、誰かが言った。
変わるんだ、と、僕は言った。

それは素晴らしいことだよと、君は言った。
それでも変わろうとしない僕を見て、腹を立てた人もいた。

本当は、僕は変わりたいわけじゃなかった。
ただ、戻りたかっただけだ。たった一人に愛されていたあの頃の自分。
すでに変わってしまっていた「自分自身」を取り戻したかった。

俺は変わりたいんじゃない。そして、実は戻りたいわけでもなく、自分を認めたいのだということがわかった。

自分を好きになりたい。ありのままの自分を認めたい。
だから、誰かに愛されていた頃の自分に戻りたいのだと錯覚して、今の自分をあの頃と同じように変えようともがいていた。

けれど、それは違うんだ。
被っている仮面や、いつのまにか築いてしまった壁を取り外す。それだけでいいはずだ。

今を認めずに、過去も未来もありはしない。
自分で認めないものを、他の誰かが認めてくれるわけもない。

今の僕は、そんなにダメな人間か?違うだろう。
35年、だたムダに過ごして来たのか?そうじゃないだろう。

立ち上がってもいないくせに、弱音を吐くな!
目を開けてもいないくせに、暗闇だとかぬかすな!
今ある物も知らないくせに、新しい物ばかり欲しがるな!

時間を無駄にするな、倒れている暇はない。
歩き出せ、俯いている場合じゃない。

手さぐりで、ただ闇雲に探していた物も、さあ目を開いて思い出せ。
それがどこにあるか、俺は知っているはずだろう。

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